部下の育成で、どういう目標を持つべきか。~問題発見能力を身につけるために~

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部下を育成することは、人材育成に他なりません。当たり前のことですが、現場では「命令に従って、業務をやるべき人間」としか扱われていないところも多く、実際に意識して、部下育成に力を注いでいるところも少ないように感じます。

ここでは、部下育成の考え方について、述べたいと思います。

【目標】部下がどういう人材に育ってほしいか、アリアリと描けるか。

実は、部下がどういう人材に育ってほしいか、アリアリと描ける上司は少ないのです。

部下の育成で大事なのは・・・・

このように育ってほしい!

という欲求です。この欲求がアリアリとイメージできればできるほど、部下は成長できます。

イメージするとは、より「具体的に」イメージする。という事です。ですから、私たちは、「成長アーチ」と言って、目標立てに、以下のシートを使います。

大事なのは、仕事を通じて、どのように成長してほしいか、という想いを明確にしていくことなのです。

【現実】部下の現在地はどうか

そして、部下の現状をしっかりと把握することが必要です。

  • 長所はなにか。
  • 部下自身は、どのように成長したいと思っているのか。
  • 足りていないところは何か。

現実をしっかり把握することで、成長の具体的なイメージがわかります。

部下が、どのように成長したいか聞いたことありますか?

そして、一番見逃しがちなのは、部下自身が「どのように成長したいか」を明確にすることです。
実は、誰でも仕事を通じて成長したい!という気持ちはどこかに持っています。
ですが、部下自身の「成長したい!」を聴いた上司というのは、あまりいないのです。

ですが、この視点が抜けると、部下へ「成長」を押し付けてしまうのです。

【問題と課題】問題と課題を発見する

自分のなりたい姿・ありたい姿を目指すと、問題や課題に必ず直面します。そして、その問題を乗り越えるかどうかは、「何が何でも目指す!」という想いがあるのかどうかにかかっています。

  • 問題を乗り越える人間・・・・本当になりたい姿、生き方を目指しているから、何が何でも乗り越える。
  • 問題を乗り越えない人間・・・心から欲しているものではないから、問題から逃げる。失敗を回避しようとする

じつは、部下のせいにしたり、部下が成長しない・・と愚痴ったりして、人が成長しない部署や会社というのは、「問題を乗り越えないチーム」だと言えます。

ですから、「このように育ってほしい!」を本人のモチベーションになるレベルまで落とし込むことが大事です。

【実践】成長するための実践

そして、成長するためには、「実践」が必要です。実践無くして成長なしなのです。

実践とは自分で自分自身にリーダーシップをとるという事です。成功するリーダーシップとは、以下のようなものです。

自分の目指すべきものがわかっているから、自分の存在価値を知ることができるのです。

そして、本気でやる! 本気で実践する! ということが大事なのです。

【成長】部下を褒めることができるか

実践をしていく中で、当然問題にもあたり、落ち込むこともあるでしょう。

人は自分が成長している実感を得ながら成長していきます。

  • 認められたい
  • 分かってもらいたい

そして、認められた! 分かってもらえた! という実感とともに、成長するのです。

些細なことでも、キチンと褒めることが部下の成長に繋がります。

部下の「成長したい!」を認めて、褒めることが成長に繋がっていきます。ですから褒めるにもこれだけの手段があるのです。

ですから、人材育成側は、「褒める目標」をしっかりと作って実践することも必要です。

【まとめ】

私たちは、人材育成のお手伝いをしております。部下育成でお困りの企業様、ぜひ私たちにご相談いただければと思います。

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