コミュニケーションが企業に、なぜ必要なのか。
コミュニケーション無しに経営はできますか?
経営という観点から見たら、分かりやすいかと思います。
経営を「経」の字と「営」の字に分けて見てみましょう
「経」 治める。営む。統治する。すじ。みち。すじみち。道理。
「経」の部首・画数・読み方・筆順・意味など (jitenon.jp)
「営」仕事をする。仕事に励む。計画する。用意する。
「営」の部首・画数・読み方・筆順・意味など (jitenon.jp)
これらを統合すると、経営とは、
- 治める仕事をする
- 営むために計画する・用意する
- 道理を計画する。
- 道理のある仕事に励む
という事になるようです。
では、ここから考えて、「コミュニケーション無しに経営はできますか?」という問いを立てることにしましょう。具体的には、以下の問いです。
- コミュニケーション無しに、治めることはできますか?
- コミュニケーションの無い営みはできますか?
- コミュニケーション無しに道理は立ちますか?
実は、答えとしてはNOなのです。QUORAというQ&Aサイトがあり、以下のような回答がありました。
ここから見える結論は、トップから末端までの意思疎通が必要だからこそ、コミュニケーションは必要なのだという事です。
コミュニケーションの目的とは
コミュニケーションの目的には、以下のものがあります。
- 自分の意思を伝える。
- どんな人も好きになる(好き嫌い隔てなく)
- 相手の意思を素直に受け取る
- どんな人からも好かれる
- 1人でも多くの人と交流する
正しい/正しくない 間違っている/間違っていない という前提に立ったコミュニケーションでは企業内や、企業間における情報伝達は上手くいかないのです。
よく、経営の中で「人 モノ 金」という要素が歌われることがあります。しかし、コミュニケーションの要素がありません。コミュニケーションまで含めようとすると、企業経営は以下の要素が必要になってきます。
- 人
- 自分と自分
- 自分と相手
- 自分と相手の相手
- モノ
- 形あるもの
- 金
- 売上 経費 収入 支出 借入
- 時間
- 自己主体の時間(自分の目標・目的に向かって)
- 依存の時間(やらされる時間)
- 生存(食べる 飲む 病気治療)
- 空間
- 環境 場所 色 音
- 方法
- マネジメント 計算 情報収集 計画
- 愛情・コミュニケーション
- 認めあい
- わかり合い
- 支え合い
- 励まし合い
- 触れ合い
- 許し合い
そして、重要なのは、コミュニケーションには、愛情が必要だということです。
ひとりひとりの人間は、「怒られたくない! 叱られたくない! 責められたくない! 非難されたくない!」と防衛本能が働いています。実はそこには「愛情」は無く、認めあい わかり合い 支え合いはありません。
ですが、多くの会社勤めの人間は、防衛本能主体で動いているので、愛情あるコミュニケーションが取れないのです。
では、愛情あるコミュニケーションとはどういうものなのか?
答えは。。。相手のことを知って、分かって、認めて、褒める!という事です。
相手のことを知ろうとすることがとても大事なのです。その為には、自分から相手のことを好きになっていくことも必要です。褒めるには以下の方法があります。
大事なのは、相手の良いところを誉めることです。その良いところを自分で見つけていくのです。
そして、この褒める風土が、意思伝達のしやすい企業となり、スピード感あふれる会社となっていくのです。