コミュニケーションが企業に、なぜ必要なのか。

コミュニケーション無しに経営はできますか?

経営という観点から見たら、分かりやすいかと思います。
経営を「経」の字と「営」の字に分けて見てみましょう

「経」 治める。営む。統治する。すじ。みち。すじみち。道理。

「経」の部首・画数・読み方・筆順・意味など (jitenon.jp)

「営」仕事をする。仕事に励む。計画する。用意する。

「営」の部首・画数・読み方・筆順・意味など (jitenon.jp)

これらを統合すると、経営とは、

  • 治める仕事をする
  • 営むために計画する・用意する
  • 道理を計画する。
  • 道理のある仕事に励む

という事になるようです。

では、ここから考えて、「コミュニケーション無しに経営はできますか?」という問いを立てることにしましょう。具体的には、以下の問いです。

  • コミュニケーション無しに、治めることはできますか?
  • コミュニケーションの無い営みはできますか?
  • コミュニケーション無しに道理は立ちますか?

実は、答えとしてはNOなのです。QUORAというQ&Aサイトがあり、以下のような回答がありました。

https://qr.ae/pG7zg8

ここから見える結論は、トップから末端までの意思疎通が必要だからこそ、コミュニケーションは必要なのだという事です。

コミュニケーションの目的とは

コミュニケーションの目的には、以下のものがあります。

  1. 自分の意思を伝える。
    • どんな人も好きになる(好き嫌い隔てなく)
  2. 相手の意思を素直に受け取る
    • どんな人からも好かれる
  3. 1人でも多くの人と交流する

正しい/正しくない  間違っている/間違っていない という前提に立ったコミュニケーションでは企業内や、企業間における情報伝達は上手くいかないのです。

よく、経営の中で「人 モノ 金」という要素が歌われることがあります。しかし、コミュニケーションの要素がありません。コミュニケーションまで含めようとすると、企業経営は以下の要素が必要になってきます。

    • 自分と自分
    • 自分と相手
    • 自分と相手の相手
  • モノ
    • 形あるもの
    • 売上 経費 収入 支出 借入
  • 時間
    • 自己主体の時間(自分の目標・目的に向かって)
    • 依存の時間(やらされる時間)
    • 生存(食べる 飲む 病気治療)
  • 空間
    • 環境 場所 色 音
  • 方法
    • マネジメント 計算 情報収集 計画
  • 愛情・コミュニケーション
    • 認めあい
    • わかり合い
    • 支え合い
    • 励まし合い
    • 触れ合い
    • 許し合い

そして、重要なのは、コミュニケーションには、愛情が必要だということです。

ひとりひとりの人間は、「怒られたくない! 叱られたくない! 責められたくない! 非難されたくない!」と防衛本能が働いています。実はそこには「愛情」は無く、認めあい わかり合い 支え合いはありません。
ですが、多くの会社勤めの人間は、防衛本能主体で動いているので、愛情あるコミュニケーションが取れないのです。

では、愛情あるコミュニケーションとはどういうものなのか?

答えは。。。相手のことを知って、分かって、認めて、褒める!という事です。
相手のことを知ろうとすることがとても大事なのです。その為には、自分から相手のことを好きになっていくことも必要です。褒めるには以下の方法があります。

大事なのは、相手の良いところを誉めることです。その良いところを自分で見つけていくのです。
そして、この褒める風土が、意思伝達のしやすい企業となり、スピード感あふれる会社となっていくのです。

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