管理職の役割と責任とは。~チームの成長から考える~

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管理職とは、役割を自覚して、責任を全うする職である。

管理職とは、どういう人たちを言うのでしょうか?非常にわかりやすい図があります。

管理職とは何か【マネジメントの基本!管理職の役割と心得:第1章】|カイゼンベース
管理職とは何か【マネジメントの基本!管理職の役割と心得:第1章】|カイゼンベース (kaizen-base.com) より

いわゆる部長 次長 課長クラスの方が管理職と言われます。

管理職において、大事なのは、

  • その役割をしっかりと認識して、業務を遂行すること
  • 責任を全うすること。

です。そして管理職の果たすべきを役割と責任を分かりやすく説明すると、以下になります。

役割を自覚する、とはどういうことか。

経営者が経営全般に責任を持つのに比べ、管理職は与えられたチームの役割の中で、業務を責任もって遂行していくことが役割です。

しかし、その役割は自分本位であってはいけません。会社全体の中での役割を認識していくということが大事なのです。

ですから、その役割には、当然のように

  • 経営理念や方針の浸透
  • 部下の育成

が含まれます。部下の育成を「人材育成」と言い換えるなら、理念と人材育成の間には、次のような関係があるのです。

ですから、与えられた業務の中で、チームをどのように成長させるのか!ということが大事になってくるのです。これを明確にしていき、実践することが役割を自覚することになるのです。

責任=「幸せづくり」には、人間性・社会性・科学性が必要である。

責任とは、結果を残すことではありません。自分の正しさを証明することではありません。責任とは

自分とチーム、部下と関わる人々の「幸せを作っていくこと」

に他なりません。そして、その責任には、人間性・社会性・科学性の三つが伴っていなければいけないのです。どういう事でしょうか。平易に言うと

  • 人間性・・・愛情・心・思いやり
  • 社会性・・・社会貢献・社会を良くしたいという気持ち・関わる人も幸せにしていく
  • 科学性・・・「幸せづくり」のために、科学的根拠を持って、計画を作り、実践し、検証していくこと

となります。では、それぞれ見ていきましょう。

人間性

人間性とは、「人格を尊重する」とも言えます。しかし、もっと砕けていうなら「愛情」「思いやり」に他なりません。学びあいも励ましあいも、結局のところ、思いやりの延長にあるのです。

社会性

社会貢献は、「関わる全ての人に貢献する」と言い換えることができます。お客様だけではなく、取引先、行政、金融機関も含まれます。

また、地域社会に貢献していくということも必要です。地域から信頼されていくことが、社会に貢献していくことになります。ですから、自分の部署がどのように地域貢献をしていくのか!という視点も大事になってきます。

科学性

わかりやすく言うと、「計画」を根拠と検証をもって立てて実践しているかという事です。社会の情勢や経済の情勢を見つつ、内部環境や外部環境を分析し、数値として具体化できるかどうかという事です。

管理職は、「ビジョン」を持つべき

多くの管理職は、「将来の夢」を持っていません。つまり、自分の仕事やチームの「ビジョン」を描いていないのです。

経営理念や会社のビジョンを念頭に、自分の部署の「ビジョン」を持った方が、方向性がより具体的に、伝わりやすくなってきます。

これは、管理職のビジョンでも同じです。ビジョンは5年先でも良いのです。
自分たちのチームが成り立ち姿を描き出していくということは、とても大切なのです。

まとめ

以上のことから、管理職の責任と役割は

チームを成長させるために
ビジョンを示し、
モチベーションをもって
常に前へ進み続ける環境をつくること。
そのためにチームや部下の成長ができる環境を
作り続けること。

と言えます。私たちは、人材育成のためのお手伝いをしておりますので、
ご相談いただければ幸いです。

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