新入社員研修にユニークさは必要か?
新入社員研修のユニークさは、「基礎の基礎の基礎」の上に成り立つ
QUORAというQ&Aサイトで、以下のような質問を立てました。
様々な回答をいただきましたが、その一つを載せます。
「ユニーク」、IT業界などでは「ただ1つ:一意的な」ですがこの意味ではないですよね。「面白いとか変わった」という意味ですよね(「理屈っぽいぞ」と叱られそう)。
新入社員研修の企画に直接携わったことはありませんが、新しい企画への意見を聞かれていた者として回答します。
研修の企画には担当者もかなり悩んでいたようです。毎回研修を受けた新入社員から感想などを聞いていましたが、「〇〇が良い」といった意見ばかりで、ここが悪いといった本音の意見は少なかったようです。数年後に新入社員がどう変わったかも面談などをして追跡していましたが、研修の効果はなかなか判別できないのが実情です。
新入社員研修に何を求めるのか? 会社で仕事をする上で必要な最低限の知識・スキルを教えること以外に「何か」ということです。いろいろな意見はあると思いますが、私は「同期入社の社員間のきずな」を作ることだと思っています。定年まで同期は同期です。
少し脱線しましたが回答です。新入社員研修に奇をてらった「ユニークさ」は不要です。効果を測るのは難しいですが、良さそうと思える研修をトライ&エラーで探していくのがいいと思います。その中にユニークなものもあっていいと言うことだと思います。
(2) 新入社員研修にユニークさは必要でしょうか?に対するAoki Kazumiさんの回答 - Quora
私自身は、入社前後の新入社員研修は、「基礎の基礎の基礎」を教える場だと考えています。ですから、あまりそこに「ユニークさ」は必要ないという事です。
学生気分から抜け出せない彼ら彼女ら新入社員に「ユニークさ」で惹きつける必要性は、どこにもないのです。
職場環境改善工房の新入社員研修のレジェメ
ちなみに、弊社の新入社員研修の基本レジェメは以下になります。
心構えがあって、ビジネスマナーが身につくという組み立てがユニークさと言えば、そうかもしれません。しかし、大事なのは、基礎です。
大事なのは、「基礎の基礎の」が身につく事
ですから、私たちは、「基礎の基礎」が身につくことがとても大事だと考えています。基礎が身についていない、新入社員は、伸びないからです。
では、私たちは、何を基礎としているのでしょうか? レジェメの一部からご紹介していきます。
社会人と学生の違いを知る
自分のビジョンを作る
ビジネスマナーを知る
コミュニケーション
報連相
「基礎」の上にユニークさが立つ。
一風変わった、印象にのこる研修を「ユニーク」というなら、私たちはそういうユニークは新入社員研修で提案しません。「基礎」をしっかり固める上で、それがより効果的に得れる考え方や手法こそが「ユニーク」であると私たちは考えています。
新入社員研修は、是非、私たちにご相談ください。
オンライン オフライン関係なく、新入社員研修を承っておりますので、
ご連絡おまちしております。